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医療関係者のみなさま

臨床成績に関する事項

2.国内第III相臨床試験(長期投与、1307試験)2)

(1)試験デザイン

目的
気管支喘息患者を対象に、ゾレアの長期投与時における安全性及び有効性を48週間のオープン試験により検討する。
主要評価項目
有害事象、臨床検査値などの安全性
副次評価項目
呼吸機能検査値などの有効性
試験方法
多施設共同(24施設)オープン試験
対象
JGL( 喘息予防・管理ガイドライン)1998 改訂版で推奨されている長期管理薬では十分にコントロールできていない中等症から重症の成人気管支喘息患者133例
投与方法
オマリズマブ(遺伝子組換え)として1回75~375mgを2又は4週間毎に48週にわたり皮下に注射する。1回あたりの投与量並びに投与間隔は、初回投与前の血清中総IgE濃度及び体重に基づき、投与量換算表により設定する。

ゾレア1307試験の図

(2)安全性

133例中、有害事象は131例(98.5%)、副作用は61例(45.9%)に認められた。
発現率が5%以上であった副作用は、注射部位紅斑(14.3%)、注射部位腫脹(9.8%)、注射部位そう痒感(6.8%)、注射部位疼痛(6.0%)であった。

【効能又は効果】
気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治の患者に限る)

〈効能又は効果に関連する使用上の注意〉
高用量の吸入ステロイド薬及び複数の喘息治療薬を併用しても症状が安定せず、通年性吸入抗原に対して陽性を示し、体重及び初回投与前血清中総IgE濃度が投与量換算表で定義される基準を満たす場合に本剤を追加して投与すること。症状が安定しないとは、下記の症状のいずれかが改善しないことを示す。
・ 喘息に起因する明らかな呼吸機能の低下(FEV1.0が予測正常値に対し80%未満)
・ 毎日喘息症状が観察される
・ 週1回以上夜間症状が観察される

【使用上の注意】(抜粋)
8.その他の注意
(3)本剤の臨床試験は、国内で48週間まで、海外では4年間までの期間で実施されており、これらの期間を超えた本剤の長期投与時の安全性は確立していない。

(3)Uncontrolled Populationにおける朝のPEF

より重症度の高い患者においても、ゾレアの投与により朝のPEFは、ベースラインと比べて投与1~2週から増加し、投与15~16週以降も経時的に増加する傾向がみられ、長期にわたる呼吸機能の改善が認められた。

Uncontrolled Populationにおける朝のPEF グラフ

uncontrolled population:1307試験対象患者133例中、以下に示す【1】及び【2】両方の基準に合致する部分集団37例
【1】前治療に関して以下のいずれかに該当する被験者
・CFC-BDP 800μg/日(あるいは相当量)以上の吸入ステロイド薬に加えて、長時間作用型β2刺激薬、テオフィリン、又はロイコトリエン拮抗薬のうち2剤以上を使用している
・800μg/日(あるいは相当量)以上の吸入ステロイド薬に加えて経口ステロイド薬を使用している
【2】喘息症状に関して以下のいずれかに該当する被験者
・ベースラインでのFEV1.0が予測正常値の80%未満である
・喘息症状が毎日認められる
・喘息症状により眠れない日が1日/週以上である

主要文献
  • 2) 社内資料:国内臨床試験 1307 試験 〔XOLU00007〕
 
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